第50回「あじさい祭」
...下田公園を歩いてきました ♡

今年は咲きが早く、すでに5～7部咲きで、訪れる人を
楽しませています。



圧倒的な花の数と房の一つ一つの豊かさ。
下田公園はもと鵜島城という、後北条氏と豊臣水軍
の合戦の行われた歴史の、城の跡。



ひと山歩いて約20分の公園は七変化の紫陽花で酔い
しれるよう。山全体のうねっている地形は、空堀が
そのまま張り巡らされているから。



ペリー提督黒船艦隊の下田上陸。タウンゼント･ハリス
の米国総領事館の置かれたのもこの地です。
開国広場には、この二人を顕彰するレリーフと、東京
サミットの折タウンミーティングを下田で開いたジミー･
カーター大統領の碑もあります。



梅雨の曇り空でも、明かりがともっているように
見えるあじさいの花。この公園のあじさいは15万株
300万輪と言われています。(6月いっぱい)



コロナ禍でも、屋外でもあり、密を避けてゆったり
歩いて頂ければ安心。静かな花の鑑賞がむしろ
楽しめます。



堀の窪みを埋めるように咲き乱れる群生の紫陽花。
城跡のある頂上から眺めています。



もともと自生していた額アジサイは可憐な佇まい。
洋あじさいの溢れるような咲きぶりも、気持ちが
励まされます。



高台から見下ろす旧町内の全景。風待港下田は
江戸と上方を結ぶ要衝で、碁盤の目のように
街並みが整備されています。



幕末に生きた下田出身の商業写真の開祖、下岡
蓮杖(れんじょう)の石碑です。絵師としても端正な
色使いで第一級でした。



在来種の額あじさい。自生していたものだけでも
相当な種類があります。これから石段を下りて
「ペリーロード」に向かいます。



ペリーロードは平滑川沿いの400Mの石畳の小径。
ペリー提督一行が日米下田条約締結のため了仙寺
に向かった道筋です。

紫陽花の咲き具合は... ☛ 『下田市観光協会ホームページ』