a下田を遊ぶ学ぶ体験講座
『お饅頭づくり～昔のおやつ』
aが4/25(日)行われました。

谷あいに暖かい風が流れ込み
田植えを待つばかりの田んぼの表には
青空が広がっています。



きょう作るのは、懐かしい麦饅頭。
子供たちにとっては和菓子屋で売っている、素朴な
美味しいお饅頭、とでも言った方が。



加増野ポーレポーレには麦畑があり小麦粉も自家製。
少しくらい形が崩れても、ほかほかの饅頭から、
滋味たっぷりの湯気が立ち上って…(思い浮ぶよう)



まず小麦粉を練る前に下準備。卵や酒、塩などを
合わせた下地を白っぽくなるまで、一所懸命溶きます。



そして薄力粉、地粉ともいう小麦粉を、ふるいにかけ
ふくらし粉・重曹と一緒に用意した下地に落として、
あとはひたすら捏ねて…



苦心の甲斐あり、てらてらしたこしのある、饅頭のもと
が出来上がり。これを秤で30gずつに分け、掌の上に
のせて、餡子を包んで転がします。だんだん饅頭の形に
近づいてきます。



蒸し器に入れる前の最後の仕上げ。てりたま(玉子の
白身)を刷毛で塗ることで、饅頭が割れなくなったり、
つやも加わり、いっそう美味しそうに。



想像したとおりの、お菓子屋顔負けの饅頭が
出来上がりました。



今日はなんとサプライズの田舎風汁粉も。蒸して
饅頭の皮になった、小麦粉の団子をすいとんのように
千切ってしるこに落としていくと、
うす味の汁粉に小麦団子のコクが合わさり、グルメも
喜びそうな、相当な美味。



何でも揃う時代なのになかなか出会えない、
里山の文化と豊かな自然の味わい。
貴重な体験でした。



まもなく収穫を迎える、加増野ポーレポーレの
まっすぐ立った、元気な麦の穂です。

これからのスケジュール ☛ 『下田を遊ぶ学ぶ 体験講座』