「下田で絶品いちご狩り(遊ぶ学ぶ体験講座)」
+自転車ツアー(4月11日)

いちご狩り(なごみ果園)まではゆるい坂がずっと続きます。
観光協会のアシスト付き自転車が大変人気なので、
途中の景色も楽しみながら、という事で出掛けました。



稲生沢川(いのうざわ...)と山に挟まれた昔からの家なみ。
国道や県道にはない懐かしい風情。桜は終わりましたが
山々の新緑が芽吹いて、打ちとけた気分です。



部落で守られている「共同浴場」 組合員でないので
覗くことはできませんが、湯浴みをしながらの
近所付きあいが思い浮かんで、微笑ましく思われます。



これは明らかにジオ。溶岩の間に土石か火山灰の層が
挟まっている... それとも地中からの溶岩が割って
流れたか？



里山の景色に見とれながら、時間も疲れも感じずに
なごみ果園さんに到着。
アシスト付きを試すため、エコノミーモードで坂を
登ってきましたが、ゆっくり景色を見渡すだけの余裕が
うまれ、とても快適でした。



取材の特権で、ことしの「紅ほっぺ」の試食に与かります。
もぎたての生命(いのち)。一粒のイチゴとの不思議な
関わりあいを感じる...そんな思い。もちろん甘さも
言うことなしです。



おばあさんや従姉と参加の小５は3パックは食べた！
と元気の良さ。笑顔が最高でした。



谷あいに部落が続く稲梓地区は川の支流に沿って、
整った田んぼや畑が途切れません。



「あずさ気まぐれ売店」 地の野菜や果物は季節感に
溢れて、山なみを流れる新鮮な空気が鼻を通っていく
のを感じます。



もぎたてのタケノコや...
最近は鮮魚も加わり、伊豆の旬の魚たちの手際よく
捌(さば)かれた一つ一つが、氷の上にきれいに並びます。



ハリスが江戸に向かった「下田街道」沿い。歴史を感じ
させる端正な石垣。大事に護られています。



下りはアシストをOFFにして、軽快に、でものんびりと
道を下ります。



行きと同じ脇道を通ってきたのに、方向が逆だと、
違う景色を見ているよう。午後遅く寒さが少し下りてきて、
ペダルを漕ぎつづけた体にやさしいです。



3時間余りのサイクルツアーでしたが、バッテリーの
消耗もほとんどなく、疲れも心地よいくらい。
次はもっと遠出してみようと、楽しみが増えました。