藤袴の花園に優雅に舞うアサギマダラ(19.10.30)

2019年10月30日
藤袴(フジバカマ)の花から花へ…
優雅に舞うアサギマダラ
(下田セントラルホテルにて)

アサギマダラの浅葱は水色の和名。
黒い翅脈に縁どられて半透明な水色がいっそう
鮮やか。

藤袴の花園に優雅に舞うアサギマダラ(19.10.30)

「アサギマダラの会」もあるくらい人気のあるこの蝶。
その理由はみずみずしい爽やかな色彩と、
その優雅な飛び方なのでしょうか。
たしかにアゲハ蝶のように細かく羽ばたかず、ふわふわと
飛び交う姿には心が和みます。

藤袴の花園に優雅に舞うアサギマダラ(19.10.30)

たて続けの台風の直撃でしたが、何とか大きな被害もなく
ほっと一息。気がつくと秋は深まり、柿も赤々と今にも
落ちそうでした。

藤袴の花園に優雅に舞うアサギマダラ(19.10.30)

なだらかな山なみの間に広がる里山の風景。
下田セントラルホテルの道路沿いの一画に設けられた
藤袴(フジバカマ)の花壇。だんだん近づくと無数の
蝶がゆらゆらと不思議な抑揚を繰り返しています。

藤袴の花園に優雅に舞うアサギマダラ(19.10.30)

ちょうど粉を吹いたような花が蝶にとって魅力的なのは
いったい何なのでしょうか?
同じキク科でもアザミのように色も形も特徴のある花と違い、
道で見かけても通り過ぎてしまいそうな野草(?)です。

藤袴の花園に優雅に舞うアサギマダラ(19.10.30)

ところが蝶と同じように花の房に顔を近づけてみると、
上品なほのかな香りが漂ってきます…世俗離れした。

藤袴の花園に優雅に舞うアサギマダラ(19.10.30)

準絶滅危惧種の「アサギマダラ」はこの香りに引き付けられて、
初夏から夏、奄美大島や台湾からやってくるのか?
1日200kmに及ぶこともあるその飛翔。
秋には温暖な南西諸島に向けての里帰りになるのです。

藤袴の花園に優雅に舞うアサギマダラ(19.10.30)

たった一匹アサギマダラの群れに混じって飛んでいた
このチョウ…調べると「タテハ・マダラチョウ」と言うそうな。
その仲間にはリュウキュウマダラとか…やはりはるか南から
この地にたどり着いたのかもしれません。

藤袴の花園に優雅に舞うアサギマダラ(19.10.30)
(本日ではありません)

日本の田園風景に溶け込んだ、妖精のようなチョウたちを
じっと眺め不思議な一日を過ごしました。(2019.10.30)






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