めざせ！「品格ある海水浴場」(爪木崎海岸)

6月22日(土)の伊豆新聞に、須崎区が新しく打ちだした
「品格ある海水浴場」への取り組みが紹介されました。


(透明度抜群の爪木崎海岸)

(伊豆新聞より)
… 爪木崎海岸は、市条例で定める海水浴場ではないが、
波穏やかで砂浜のほか、貝やカニなどの生物が観察できる
磯場もあり、家族連れに人気がある。しかし近年、爪木崎にも
徐々にマナーの悪い若者などが入り込むようになり、
風紀の乱れに先手を打つ形で「品格ある海水浴場」を目指していく。


(野水仙が美しい)

具体的には海浜での酒、たばこ、バーベキュー、大音響などを
禁止する。ただし、飲酒、喫煙、バーベキューは場所を指定し、
タトゥーの人にはシャツなどで隠して利用してもらうことにしている。
区は「品格ある海水浴場」の取り組みにあたり、市に指定海水浴場の
認定を要望した。今季の認定は間に合わないため、海水浴客に
協力を呼び掛ける形で試行的に実施する。


(グリーンエリアから… )

一方、白浜地区を中心に違法業者の横行や風紀の乱れが
目立つ中、市は「海水浴場に関する条例」を改正し、
規制を強化していく方針。来年度の改正・施行に向け、禁止行為の
強化などを夏期海岸対策協議会などと協議していく。


(広大な須崎半島)

土屋区長は「須崎は、新天皇が御用邸に１７回も訪れているほど
風光明媚（めいび）なところ。美しく調和のとれた環境を
守っていきたい」と話している …
(以上)


(俵磯 / 柱状節理)

爪木崎が市条例で海水浴場に指定されるのはこれからですが、
ほかのビーチとは違う、まったく新しいスタート地点に立てたことは、
下田全体にとっても幸運なことではないかと、ふと考えました。
環境保全、風紀、利用者のマナー等の世界的なレベルに向け
街をあげて取り組んでいかれる、先がけになってくれればと
願っております。


(ログ風の休憩所)

夏のビーチの集客の厚みが圧倒的といえる下田市の観光は、
優雅でぜいたくでクリーンな海水浴のイメージが育っていく事が、
地域全体のブランド力を上げていくためには不可欠でしょう。

☛ 伊豆新聞『爪木崎海岸を品格ある海水浴場に』