半年かけて日本の文化・伝統を取材!仏人ジャーナリストCharlotteさん
2019年06月17日
半年かけて日本の文化・伝統を取材!
仏人ジャーナリストCharlotteさん(下田編)
フランスでは自分の料理番組を持っているという … https://youtu.be/EQvXoOI1slA
シャーロット・ゴルザラさん。まだ28才とのこと。

今回は2度目の日本。
最初の来日は2週間の滞在でしたが、とても物足りない
と思えたらしく、なんと今回は6か月もかけて日本の良さを
深く見つめようという計画。

最近叫ばれている生涯学習。フランスでは語学、金融、法律、etc.
高等教育で学びきれなかった実学の知識を身に付ける
教育の機会がいきわたっているとのこと。

半年の日本滞在に向けて日本語の家庭教師を
この制度を利用して手配。
めきめき上達しその成果が表れてました。
パートナーのニコラさんは同じように撮影技術の
ステップアップ講座を受講。
どちらもわずか3万円(年間)の自己負担で受けられるという、
まことに羨ましいお話でした。

まず訪れたのが「紅型(びんがた)工房」
琉球王朝の絢爛豪華な色合い…そんな染め物工房が、
白浜海岸のはずれ、板戸の旧道を登っていくとあります。
築200年の網元の屋敷を改装したアトリエです。

型紙を使った彩色の工程に食い入るような眼ざし。
着物・帯・お祝いの風呂敷…現代風なバッグや壁掛けの
タブローなども。

落とした絵の具の乾くのを待ちながら、たくさんの作品を
同時に仕上げるので、アトリエは様々な模様のパターン、
色合いがあふれ、万華鏡を覗いたようです。

そしていよいよ料理取材。本格割烹料理の「花水季」さんに
快くお受けいただきました。
常連客の足音が聞こえだす前の午後5時…
お通し・白身のこぶ締め・サザエの肝和え等々… 冴えわたった
包丁さばきから、無言の声がもれてきそうでした。

一番感銘を受けたのが、オクラ・しいたけ・…エビの何十年と
変わらない店の定番「かき揚げ」。レシピを伝授されていました。
構想中の「フランス人のための日本料理」に載せたい、
とのお話でした。

取材の途中、いかに日本料理が瞬間の冴えや、即妙な
バランスによって成り立っているか、そんな通好みのエピソードを
逆に聞かされました。

翌日は鰻の取材。「小川家」さんにお世話になりました。
長年欧米人にはウナギはあまり受けない… タブーと思い込んで
いました。ぜひ取り上げてみたいと言われたときは
じつは半信半疑でした。

水槽の中でもつれ合う謎の生物…hypnotize(睡眠術)されそうだ。
すこし引き気味のNicolasさんでした。

修行されていた日本の名店「野田岩」がパリにもあるんだよ、
と旦那さんのお話。
串刺し3年、さばき8年、そして焼きは一生といわれている。
まさにクールジャパンの極意… 深いため息です。
江戸の四天王と言われている寿司・天ぷら・うなぎ・すき焼き。
このうちNGなのが砂糖を使ったうなぎ・すき焼き。
ぜひウナギのおいしさをフランスに紹介したい…という気持ちが
挫かれないように…そう願っていました。

ふたを開けると繊細さを極めたかば焼き・白焼きに感嘆の声。
半年後にはパリでセンセーショナルな出来事が起きる(!)
かもしれません。
二人は南伊豆の「田植え」を生まれて初めて体験。
その後熊野、伊勢に向かって旅立っていきました。
仏人ジャーナリストCharlotteさん(下田編)
フランスでは自分の料理番組を持っているという … https://youtu.be/EQvXoOI1slA
シャーロット・ゴルザラさん。まだ28才とのこと。

今回は2度目の日本。
最初の来日は2週間の滞在でしたが、とても物足りない
と思えたらしく、なんと今回は6か月もかけて日本の良さを
深く見つめようという計画。

最近叫ばれている生涯学習。フランスでは語学、金融、法律、etc.
高等教育で学びきれなかった実学の知識を身に付ける
教育の機会がいきわたっているとのこと。

半年の日本滞在に向けて日本語の家庭教師を
この制度を利用して手配。
めきめき上達しその成果が表れてました。
パートナーのニコラさんは同じように撮影技術の
ステップアップ講座を受講。
どちらもわずか3万円(年間)の自己負担で受けられるという、
まことに羨ましいお話でした。

まず訪れたのが「紅型(びんがた)工房」
琉球王朝の絢爛豪華な色合い…そんな染め物工房が、
白浜海岸のはずれ、板戸の旧道を登っていくとあります。
築200年の網元の屋敷を改装したアトリエです。

型紙を使った彩色の工程に食い入るような眼ざし。
着物・帯・お祝いの風呂敷…現代風なバッグや壁掛けの
タブローなども。

落とした絵の具の乾くのを待ちながら、たくさんの作品を
同時に仕上げるので、アトリエは様々な模様のパターン、
色合いがあふれ、万華鏡を覗いたようです。

そしていよいよ料理取材。本格割烹料理の「花水季」さんに
快くお受けいただきました。
常連客の足音が聞こえだす前の午後5時…
お通し・白身のこぶ締め・サザエの肝和え等々… 冴えわたった
包丁さばきから、無言の声がもれてきそうでした。

一番感銘を受けたのが、オクラ・しいたけ・…エビの何十年と
変わらない店の定番「かき揚げ」。レシピを伝授されていました。
構想中の「フランス人のための日本料理」に載せたい、
とのお話でした。

取材の途中、いかに日本料理が瞬間の冴えや、即妙な
バランスによって成り立っているか、そんな通好みのエピソードを
逆に聞かされました。

翌日は鰻の取材。「小川家」さんにお世話になりました。
長年欧米人にはウナギはあまり受けない… タブーと思い込んで
いました。ぜひ取り上げてみたいと言われたときは
じつは半信半疑でした。

水槽の中でもつれ合う謎の生物…hypnotize(睡眠術)されそうだ。
すこし引き気味のNicolasさんでした。

修行されていた日本の名店「野田岩」がパリにもあるんだよ、
と旦那さんのお話。
串刺し3年、さばき8年、そして焼きは一生といわれている。
まさにクールジャパンの極意… 深いため息です。
江戸の四天王と言われている寿司・天ぷら・うなぎ・すき焼き。
このうちNGなのが砂糖を使ったうなぎ・すき焼き。
ぜひウナギのおいしさをフランスに紹介したい…という気持ちが
挫かれないように…そう願っていました。

ふたを開けると繊細さを極めたかば焼き・白焼きに感嘆の声。
半年後にはパリでセンセーショナルな出来事が起きる(!)
かもしれません。
二人は南伊豆の「田植え」を生まれて初めて体験。
その後熊野、伊勢に向かって旅立っていきました。
Posted by しーもん:下田遊び案内人 at 15:49│Comments(0)
│しーもん下田の案内人日記
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