『稲生沢川でバードウォッチング(マリン講座)』 が開催されました。
2019年05月26日
『稲生沢川でバードウォッチング(マリン講座)』
が開催されました。5月26日(日)
伊豆海洋自然塾の企画です。何度か荒天にたたられ
待ちに待った開催でした。
日頃から野鳥の研究をしているお二人に講師をお願いし、
まずはバードウォッチングの方法と心がけについて。

稲生沢川の流域で見られる野鳥の一覧表が
渡されます。きょう観察できた鳥の写真に
「レ」を付けていきます。
20倍の望遠鏡が登場。
そしてカメラで撮った野鳥の写真がすぐ手もとの
タブレットに映し出される最新兵器も!

堤防を上流に向かいます。
上空をゆっくりと旋回している鳶(トビ)。
けたたましく羽ばたいて、ようやく川面から飛びたつ
川鵜(カワウ)。 まったく対照的な二羽。

子供からのこんな質問…
「トビとカラスはどっちが強い?」
つばさを開くと人の背丈ほどあるトビ。でも集団で向かってくる
カラスも手ごわい…とくに子供のいる母ガラスは気が立って
いるらしい。

電柱のてっぺんや、芦原のアシの先っぽ、またどこから
ともなく急降下…そのほとんどは目の前を通り過ぎていくだけ。
居場所を指さし、望遠鏡を向けて焦点を合わせ、
「覗いてごらん」そう言われてレンズに目を当て、
ようやく鳥たちの世界に近づきます。

「子供らは続けていけば、すぐ鳥博士になれるよ」
それは視力が良いからだけではなくて、すがた、飛び方、
鳴き声、棲み処、生態…そういったことを頭の中で
いっぺんに理解する柔軟さが必要なのだとか。
「一人で図鑑片手に何十年やっても覚えられないのが
バートウォッチング」 なるほど…。

一覧表の写真に付けた「レ」はどんどん増えていくのに、
相変わらず見つけにくい野鳥。
そうぼやいているそばを、きれいな波型を描いて過ぎていく。
「ヒヨドリです」…あれが鵯(ヒヨドリ)越えのヒヨドリ。
軽やかに山を渡っていく姿が目に浮かぶようです。

この近くの部落の人達をずっと見守ってきたお地蔵さん。
そしてここを通り過ぎて旅立つ人を。きれいな花が
手向けられていました。
鳥たちも海を越えていくんだなあ…

ホウジロの鳴き方…チョットヒトツブ二シュマケタ
(ちょっと一粒二種負けた)
また小綬鶏(コジュケイ)は、チョットコイチョットコイ…
団地の最上階に見つけたコシアカツバメの巣。
きれいな流線型の巣の先っぽからは子燕の
親を呼ぶ声が聞こえそう(ファインダーの向うに)

夏のような眩しい陽ざし。でも清流に沿ってそよいでくる
風の流れが有り難いです。
川沿いの一本道を野鳥の姿を追ってまもなく
折り返し地点まで。

樹陰できょう見た鳥たちの復習をしながら、鳴き声をまねたり、
子供たちの乾いた喉が潤っていく水筒の音も。

稲生沢川の蛇行にそって広々と…水田の緑が光と風を
映す鏡のようでした。
うっとうしい梅雨がやってくるとは思えない爽やかさ。
季節の自然をいっぱい楽しんだバードウォッチングの
一日でした。
海洋観察やジオパークを訪ねるツアーも ☛ 「伊豆海洋自然塾」
マリン講座日程 ☛ 「下田ブルーオーシャン マリン講座」
※ マリン講座は下田市内の小学生(7~9月は中学生も含む)と家族を
対象にした下田市の補助金事業です。それ以外で参加希望される方は
し~もんにご連絡ください。(一般料金となります)
が開催されました。5月26日(日)
伊豆海洋自然塾の企画です。何度か荒天にたたられ
待ちに待った開催でした。
日頃から野鳥の研究をしているお二人に講師をお願いし、
まずはバードウォッチングの方法と心がけについて。

稲生沢川の流域で見られる野鳥の一覧表が
渡されます。きょう観察できた鳥の写真に
「レ」を付けていきます。
20倍の望遠鏡が登場。
そしてカメラで撮った野鳥の写真がすぐ手もとの
タブレットに映し出される最新兵器も!

堤防を上流に向かいます。
上空をゆっくりと旋回している鳶(トビ)。
けたたましく羽ばたいて、ようやく川面から飛びたつ
川鵜(カワウ)。 まったく対照的な二羽。

子供からのこんな質問…
「トビとカラスはどっちが強い?」
つばさを開くと人の背丈ほどあるトビ。でも集団で向かってくる
カラスも手ごわい…とくに子供のいる母ガラスは気が立って
いるらしい。

電柱のてっぺんや、芦原のアシの先っぽ、またどこから
ともなく急降下…そのほとんどは目の前を通り過ぎていくだけ。
居場所を指さし、望遠鏡を向けて焦点を合わせ、
「覗いてごらん」そう言われてレンズに目を当て、
ようやく鳥たちの世界に近づきます。

「子供らは続けていけば、すぐ鳥博士になれるよ」
それは視力が良いからだけではなくて、すがた、飛び方、
鳴き声、棲み処、生態…そういったことを頭の中で
いっぺんに理解する柔軟さが必要なのだとか。
「一人で図鑑片手に何十年やっても覚えられないのが
バートウォッチング」 なるほど…。

一覧表の写真に付けた「レ」はどんどん増えていくのに、
相変わらず見つけにくい野鳥。
そうぼやいているそばを、きれいな波型を描いて過ぎていく。
「ヒヨドリです」…あれが鵯(ヒヨドリ)越えのヒヨドリ。
軽やかに山を渡っていく姿が目に浮かぶようです。

この近くの部落の人達をずっと見守ってきたお地蔵さん。
そしてここを通り過ぎて旅立つ人を。きれいな花が
手向けられていました。
鳥たちも海を越えていくんだなあ…

ホウジロの鳴き方…チョットヒトツブ二シュマケタ
(ちょっと一粒二種負けた)
また小綬鶏(コジュケイ)は、チョットコイチョットコイ…
団地の最上階に見つけたコシアカツバメの巣。
きれいな流線型の巣の先っぽからは子燕の
親を呼ぶ声が聞こえそう(ファインダーの向うに)

夏のような眩しい陽ざし。でも清流に沿ってそよいでくる
風の流れが有り難いです。
川沿いの一本道を野鳥の姿を追ってまもなく
折り返し地点まで。

樹陰できょう見た鳥たちの復習をしながら、鳴き声をまねたり、
子供たちの乾いた喉が潤っていく水筒の音も。

稲生沢川の蛇行にそって広々と…水田の緑が光と風を
映す鏡のようでした。
うっとうしい梅雨がやってくるとは思えない爽やかさ。
季節の自然をいっぱい楽しんだバードウォッチングの
一日でした。
海洋観察やジオパークを訪ねるツアーも ☛ 「伊豆海洋自然塾」
マリン講座日程 ☛ 「下田ブルーオーシャン マリン講座」
※ マリン講座は下田市内の小学生(7~9月は中学生も含む)と家族を
対象にした下田市の補助金事業です。それ以外で参加希望される方は
し~もんにご連絡ください。(一般料金となります)
Posted by しーもん:下田遊び案内人 at 17:03│Comments(0)
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