－ 加増野ポーレポーレ －
『3ヶ月で食べられる みそと塩麹作り体験』
（マリン講座）が行われました。　2月3日（日）

日本は美味しい発酵食品が一杯です。
味噌･醤油・納豆・豆腐… 日本酒。
なぜ`菌’によって熟成するのか。美味しくなるのか？



まずは身を清めて。雑菌が天敵の味噌づくりです。
「寒仕込み」と言うくらいで、この時期に作らなければ…



目の前に現れたのが、煮た柔らかい大豆と米麹、塩…
米麹は蒸した米に種麹を撒いて作ったものです。
用意された米麹は乾燥して固まりかけたものなので、
これを解します。



大豆はミートチョッパーで潰します。
新鮮な材料が、発酵しやすい、細かなむらのない粒子に
なっていきます。



米麹・大豆に天塩を入れ、水分で加減しながら
混ぜ合わせます。念入りに混ぜた後はいくつかの固まりに分けて
お握りのようにぐっぐっと手の中で力を入れて、中の空気を抜きます。

ぺったんぺったん透明な容器に、一つずつ押し潰すように
隙間なく詰め、「手作り味噌」のもとの出来上りです。
セロハンで密閉して蓋をし、あとは発酵が進むように
人のいる温かい場所に、3ヵ月寝かせます。



塩麹は、米麹に塩を、十分に混ぜ合わせたら
水で薄めます。
やはり暖かい部屋で、毎日一度スプーン等で混ぜ合わせ、
1週間～10日で出来上りです。
発酵が進むと、べっ甲色になって、甘酒のような香りが
加わるようです。



万能の調味料「塩麹」は野菜を漬けても、肉にまぶして焼いても、
魚にももちろん用いることが出来ます。　手軽にできて
発酵食品のだいご味が十分楽しめます。

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（※）　「マリン講座」は下田市在住の小学生と家族のための講座です。